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運転手の休憩場所は?

バスの運転手は長距離運転することも多く、長時間の運転や深夜の運転を任されることもあります。そこで気になるのは、「どのようなタイミングでどこで休憩を取れるのか」です。ここでは、バスの運転手の休憩について紹介します。

貸切バスの運転手の場合

貸し切りバスの運転手の場合、休憩場所はさまざまです。休憩時間や場所については、しっかりと決められています。

仮眠施設もしくは2名体制

拘束時間が13時間を超えている場合、仮眠施設で休憩することになります。もしくは、2名体制での運行です。仮眠施設というと、日帰り温泉施設などを利用する運転手もいます。お客様が観光している近くの施設で休憩していることが多いようです。

観光地で休憩

拘束時間が13時間を超えない場合は、観光地で休憩をします。観光地を巡ったり、名物を食べたりしながら、休憩を取ります。

車庫に戻り休憩

バス会社の車庫が近くにあれば、車庫に戻って休憩することもあります。一度車庫に戻って休憩し、時間になったらお客様を迎えに行くパターンです。

高速バスの運転も2名体制で行われる

高速バスの運転も、2名体制で行われます。高速バスの運転手には、4時間運転したら30分休憩をするというルールが決められています。そのため、サービスエリアに立ち寄った際には、必ず休憩できるようになっています。

高速バスの運行距離や時間によっては2名体制が義務付けられており、バス会社は守らなければならない決まりです。

拘束時間と休息期間は決まっている

バスの運転手の拘束時間と休息期間については、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」によって決まっています。

1日の拘束時間は原則13時間で、最大16時間。15時間を超える拘束は、1週間に2回までとなっています。条件を満たせば、1週間71.5時間までの拘束も可能です。

業務から離れられる休息期間は、8時間以上なければならないと定められています。

このような改善基準告示を原則守っている会社であれば、きちんと休憩や休みを取りながら働くことができるでしょう。

仮眠室つきのバスもある

高速バスの運転手が快適に休憩できるように、仮眠室付きのバスもあります。

仮眠室の場所

仮眠室の場所は、床下にあるのが一般的です。なかには、客室階の階下に仮眠室が設けられているバスもあります。シングルベッドほどのスペースがある仮眠室や、人が一人やっと寝れる程度の広さの仮眠室もあります。広くはありませんが十分足を延ばすことは可能です。

仮眠室は床下にありますが、エンジン部分からは離れているため騒音や揺れはそれほど気にならないようです。

インターホンやエアコンもある

高速バスの仮眠室にはインターホンがあり、運転手と連絡が取れるようになっています。小窓があるので完全に閉鎖されるわけではなく、外の様子もうかがうことができます。エアコンも完備されているので、夏や冬も快適に休憩できるでしょう。

       
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名鉄バス公式サイトキャプチャ

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三重交通公式サイトキャプチャ

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