暑さの厳しい夏場において、バス運転手としての業務をトラブルなくおこなうために、ぜひおさえておきたい重要なポイントのひとつが、熱中症対策です。こちらでは、予防方法や対策例、そして熱中症の症状などに関する情報をまとめています。
熱中症を予防するための主な方法として、次のようなものが挙げられます。
エアコンの使用以外にも、熱中症対策としてできることはいくつかあります。例えば、制服の規定などがあるかもしれませんが、暑さを軽減するために、可能な範囲内でできるだけ涼しい服装をすることが大切です。また、マスクも暑さの原因となるので、急に気温が上がった日などは外す時間を設ける・通気性のいいものを選ぶなど着用には注意が必要です。
こまめに水分を補給することも、熱中症予防につながります。のどが渇いてからではなく、渇きを感じる前に水分を摂るのがポイントです。1日のトータル摂取量は1.2リットルほどを目安にしてください。また、汗をたくさんかいたときには、塩分補給も忘れずに行いましょう。
体力測定や健康チェックなどをして、日頃から健康管理にも気を使いたいところです。また、暑さにそなえた体づくりも大切です。猛暑のシーズンが始まってからでなく、暑くなり始めたと感じたら、無理のない範囲で日常生活に運動を取り入れることをおすすめします。目安としては、やや暑い環境で、少しきついと感じるくらいの運動を、30分間ほど行います。水分補給も忘れずにしてください。
バス会社もさまざまな熱中症対策を実施しています。ホームページなどでお客さんにあらかじめお知らせする方法をとっています。
厳しい暑さが続く期間中、名鉄バスでは、運行中に水分補給をできるようにすることで、バス運転手が熱中症にならないような環境を整えています。バス停に停車しているタイミングなどに水分を摂るようすすめています。
羽後交通ではクールビズの一環として、暑さが厳しい期間中は制服の一部である帽子を着用せず、バス運転手が乗務につけるようにしています。
7月から当分の間にわたり、豊鉄バス株式会社では、バス運転手が次のような熱中症対策ができるようにしています。
熱中症の主な症状としては、めまいや立ちくらみ、生あくび、多量の発汗、筋肉の痛み、こむら返りなどが挙げられます。また、これらの症状が悪化すると、頭痛・嘔吐・倦怠感・判断力および集中力の低下・虚脱感などがあらわれます。
転職を考える上で考慮すべきポイントはたくさん。愛知県でバス運転手への転職を検討しているなら、企業規模と給料と福利厚生に注目することが、本当の安定性に繋がります。おすすめの3社を厳選しました。