バス運転手にはどんな人が向いているか、求められるスキル、向いてるタイプ、向いてないタイプについてお伝えしています。
バスの運転をする上で大切なことが、事故を起こさないことです。そのためには最低限、次の3つのスキルが求められます。
大型二種免許を取っておくことはもちろん、実際の乗務では横断歩道や学校近くで子供の飛び出しがないか、適正なスピードかなど、常に注意を払います。集中力を切らさないスキルと努力が必要です。
お客様から目的地までの行き方を聞かれることも多いので、周辺地域の地理や地形を頭に入れておくことが必要。観光バスの場合は観光名所を把握したり、渋滞しやすい時間帯なども考慮して運転します。
長時間運転することも多いため、集中力を切らさないための体調管理も重要です。睡眠、食事、体のメンテナンスに気を遣い、自分自身を律せる人が向いています。
・運転が好きな人
・地域や社会に貢献したい人
・責任感を持って仕事に取り組める人
・思いやりやホスピテリティの心を持てる人
・状況に合わせた対応や言葉遣いができる人
・真面目でコツコツ頑張れる人
実際の乗務では時間を気にしながら運転をする必要がある中で、お客様に話しかけられたり、渋滞に巻き込まれたりなど、さまざまなことが起こります。乗務中はこれら全てに一人で対応しなければならないので、真面目で冷静な判断ができる人が向いているでしょう。
バス運転手として働いている人1647人を対象にアンケートを取ったところ、大変だと感じるのは多いものから順に「長時間の運転」「渋滞や天候によるストレス」「お客様対応」という結果になりました。
引用元:対象:バス運転手として働いている人1647名 期間:2024年10月11日~10月17日実施(調査機関:Fastask)
またお客様と触れ合う機会が多い仕事なので、相手を思いやって仕事をできるバス運転手が好まれます。
一方で、次のような人にはバス運転手はあまり向いていません。
・お酒が好きで毎日飲みたい人
バス運転手になると、毎日、出勤前にアルコールチェックを行い、少しでも呼気にアルコールが含まれていると仕事ができません。お酒が好きなのは問題ありませんが、日常的に飲むことは難しく、お酒との付き合い方を変える必要があります。
・チームで仕事がしたい人
基本的に一人で完結する仕事なので、チームワークを重要視する人には不向きです。自分一人でも努力できる、コツコツ型の人に向いています。
・ルーティーンワークが苦手な人
バス運転手の仕事は基本的に「乗務前点検、始業点呼、出庫、乗務、帰庫、終業点呼」の繰り返し。バスの種類によっては毎日同じルートを走るので、退屈に感じることもあるかもしれません。
自分がバス運転手に向いているか不安な方は、バス会社で働く社員の口コミを参考に見てみるのもおすすめです。業務内容ややりがい、勤務スタイルなどがわかるので、自分に合ったバス会社が選びやすくなります。
転職を考える上で考慮すべきポイントはたくさん。愛知県でバス運転手への転職を検討しているなら、企業規模と給料と福利厚生に注目することが、本当の安定性に繋がります。おすすめの3社を厳選しました。
ホワイトな労働環境で
安心して経験が積める
豊栄交通
給与 | 32万円〜 歩合制のため平均値 |
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年間休日 | 121日程度 |
職種の数 | 4種類(送迎・路線・貸切・観光) |
愛知の交通網を
大きくカバーする企業規模
名鉄バス
給与 | 月給19万円 +各種手当 |
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年間休日 | 121日程度 |
職種の数 | 5種類(路線・高速・送迎・貸切・空港) |
遠方からの転職も歓迎
充実したサポート
三重交通
引用元:三重交通公式サイト https://www.sanco.co.jp/company/recruit/lp/all/
給与 | 196,480円〜 +各種手当 |
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年間休日 | 107日 |
職種の数 | 4種類(路線・貸切・観光・空港) |
【選定基準】
愛知県バス協会に加盟する会社のうち、公式HPがあり、正社員採用を行っている会社の内、対応バス職種数が4つ以上かつ所有バス台数の多い3社(2021年8月24日時点)
※会社規模=バス事業の大きさと定義し、保有バス台数と対応できるバス運転手の職種の数に注目しました。