「バス運転手はどのぐらい休みがあるのだろう?有休の取得や年末年始に休むことはできる?」バス運転手を目指す方が感じがちな休みの疑問について解説します。
バス運転手が取得できる休みの日数は、運転するバスの形態によって変わってきます。よくある3つの職種を例に挙げてご紹介しますので、参考にしてください。
観光客をのせて走る観光バスや決まった区間を走る路線バスの運転手の場合、基本的に休日は不規則です。バスの運行自体は基本的に年中無休であるため、運転手は交代で休みをとっていき、おおよそ週に1~2回程度休みがあると思っておくといいでしょう。
ただし、シフト制なので、事前に休日が確定しているのがメリットです。どうしても休みが必要な日は、前月などに申し出ておくと調整してもらえることも多々あります。また、拘束時間が長い場合は、中休みを取得できる場合もあるなど、比較的休みがとりやすいでしょう。
下記は路線バスの勤務シフトの一例です
高速バスの運転手は、週に1~2回程度は休みが確保できます。しかし、どうしても1日当たりの勤務時間が長くなりがちでしょう。勤務形態としては、2日出勤して1日休みとか、4日出勤して1日休みといった場合もありますが、中距離を運転した場合は休息をとるために連休をもらえることもあります。勤務時間は長い半面、比較的しっかりと休みが取れるのが高速バスの運転手の強みでしょう。
下記は高速バスの勤務シフトの一例です
送迎バスの運転手の場合は、ホテルや介護施設、結婚式場、葬儀社などどこに勤めるのかによって大きく変わってくるでしょう。1月のなかで、4週あれば8日程度休みが基本とはなりますが、一概にはいえません。ただし、代わりの人員がいれば土日のお休みや長期休暇も取りやすいところが多いでしょう。
下記は送迎バスの勤務シフトの一例です
年末年始や祝日の休みは、観光バス、路線バス、高速バスともに取りづらいことが多いでしょう。どうしても、年末年始やお盆、ゴールデンウイークといった世の中が休みの際に必要とされるのがバス運転手。世の中の休日の移動手段の一つがバスとなるため、運転手の人数確保が必要となるためです。
送迎バスの場合は、年末年始や祝日に送迎が不要でない限りは休みにはならないのが一般的です。そこで、多くの運転手は年末年始などの休みは時期をずらして取得することになるでしょう。
有給休暇は、バスの運行会社の繁忙期を除けば、問題なく取得できるのがほとんどでしょう。ちなみに、有給休暇の取得率は、会社によって異なるため、就職先を決める際に在籍している運転手がどの程度有給休暇を消化しているのかを確認しておくことをおすすめします。
また、代わりに出勤できるドライバーがいれば、有給休暇取得が可能という会社もあるため、有休をとりたいときは、周りのスタッフに事前に打診しておくといいでしょう。
ここまで紹介してきたのはあくまでも一般的なバス運転手の休日事情です。そのため、バスの運行会社によって、休日の取りやすさは変わってきます。運転手が少ない会社であれば、みんなでカバーしながら運行するため、自由に休みをとることは難しいでしょう。
その一方で、人員が充分いる会社であれば、繁忙期などを避ければ、比較的に自由に休みが取れることもあります。職場環境によって、休みの取れやすさが異なることは理解しておきましょう。
バス運転手として働く上では、上記で紹介したもの以外にも『安定性』は欠かせないポイントです。下記ページでは、多くの方が重視する会社規模・給料・福利厚生に沿って、 愛知県でおすすめのバス運転手の会社をまとめているので参考にしてみてください。
転職を考える上で考慮すべきポイントはたくさん。愛知県でバス運転手への転職を検討しているなら、企業規模と給料と福利厚生に注目することが、本当の安定性に繋がります。おすすめの3社を厳選しました。