電車と同様に地域の住民の欠かせない足となる、路線バスの運転手の働き方をリサーチ!主な仕事内容、一日の仕事の流れ、必要な能力、どんな人に向いているかなど、解説しています。
路線バスは、バス停からバス停へ、駅から駅へと、地域の交通網となるバスを運転するお仕事です。「乗合バス」とも呼ばれ、電車同様、不特定多数のお客様を安全に目的地まで届ける重要な役目があります。
主な業務は、決められた時間に決められたルートを走ることですが、混雑時や渋滞時には声かけをしたり、具合が悪くなった乗客の対応をしたりと、臨機応変な対応が求められることも。目的地までの行き方を聞かれることも多いので、近隣の主要施設や、駅への行き方は頭に入れておきましょう。また、自分で運転するバスは、基本的には、乗務前、乗務後に自分で車両点検を行います。
例
4:30【出社】
点呼、アルコールチェック、車両点検、清掃、着替えなど
6:00【乗務スタート】
ダイヤに沿って路線バスを運行。休憩は、走行1時間半〜3時間毎に取ります。
18:30【帰庫】
乗務が終了したら営業所に戻ります。お客様の忘れ物チェック、車両点検、終了点呼などを行って帰宅
路線バスを運転するには、まず大型二種免許が必要です。事前に自分で取得するのも良いですし、大手バス会社の中には、免許取得補助を行っているところがあるので、そういった会社で取得するのもおすすめです。
実際に乗務を行う際は、何十人もの乗客の命を預かることになるので、安全運転ができること、集中力を切らさないことが第一に重視されます。また、運行中のアナウンスをはじめ、不必要なトラブルを避けるためには、お客様がより快適に乗車できるよう、気遣いをすることも運転手の役目。渋滞が原因で文句を言われることなども日常茶飯事なので、状況に応じた冷静な判断と対応が求められます。
路線バスの運行は、地域の交通インフラを支える重要なお仕事。社会への貢献度が高く、日々、大きな責任感とやりがいが感じられます。お客様から直接「ありがとう」と言われる機会も多く、多くの人から信頼され、感謝されることが、さらなるモチベーションへと繋がります。
バスの運行はダイヤ通り行うため、残業が少ないのも魅力のひとつです。シフトは、主に「早番」「遅番」「通し」「中休」の4種類。シフトによっては、不規則な生活になることもありますが、比較的、待遇や福利厚生は充実していて、給料も高めな傾向にあります。会社によっては、希望のシフトが選べたり、働き方に合わせた休み方をすることも可能です。
路線バス運転手は、地域の人から信頼され、社会貢献への大きなやりがいが感じられるのが大きな魅力と言えます。運転技術はもちろん、接客面で臨機応変な対応が必要とされるのも特徴です。
また、他のバス運転手の仕事として、送迎バスには未経験でも働きやすく密な接客ができる魅力があり、観光バスにはいろいろな所に行けて思い出作りの一役を担う魅力があります。
自分の合った働き方を選べるよう、バス会社を探すときは
色んな種類のバスを運行しているバス会社を選びましょう。
転職を考える上で考慮すべきポイントはたくさん。愛知県でバス運転手への転職を検討しているなら、企業規模と給料と福利厚生に注目することが、本当の安定性に繋がります。おすすめの3社を厳選しました。